BLOG
-
アメリカの食品から「人工着色料」が消える日 〜“Make America Healthy Again”計画と食の大改革〜
こんにちは。今日はアメリカで進んでいる大きな「食品の改革」についてご紹介します。カラフルなお菓子やシリアル、アイスクリームでおなじみの人工着色料(合成着色料)が、今まさにアメリカで次々と姿を消そうとしています。 これは単なる企業のトレンド... -
遺伝子編集食品の「規制」と「表示」はどうなっているの?各国の対応と課題をわかりやすく解説!【遺伝子編集③】
CRISPR-Cas9などの遺伝子編集技術は、農作物の改良に革命をもたらす画期的な手法として注目されています。しかし、その一方で、「どう規制すべきか」「消費者にどのように伝えるべきか」という問題が世界中で議論されています。 本記事では、遺伝子組換え... -
農作物を変える「遺伝子編集」─CRISPR-Cas9の仕組みとその実力【遺伝子編集②】
前回の記事(「アメリカで承認された「遺伝子編集ナタネ」—その意味と、日本への影響とは?」)で、CRISPR-Cas9(クリスパー・キャスナイン)という技術について言及したため、今回はこのCRISPR-Cas9の仕組みと、農業への応用例、そしてそれが乗り越えてき... -
アメリカで承認された「遺伝子編集ナタネ」—その意味と、日本への影響とは?【遺伝子編集①】
2025年、アメリカの農業界で一つの大きなニュースが報じられました。アメリカ農務省(USDA)が、Cibus社の開発した遺伝子編集ナタネの病害抵抗性および除草剤耐性の2つの形質について、「規制対象外(非規制)」とする判断を下したのです。 これにより、こ... -
【米国特許実務】食品特許の“step for ~” が危ない!?ミーンズプラスファンクションクレームとその対策
こんにちは。弁理士の高橋です。米国特許出願において、「means for ~」や「step for ~」といった表現があると、ミーンズプラスファンクションクレーム(35 U.S.C. §112(f))として解釈される可能性があります。これは特に、食品関連の製造方法クレーム... -
忙しい毎日に、“献立”の悩みをAIが解決?味の素の「未来献立」とは
「今日の夕飯、何にしよう…」一日の終わり、冷蔵庫の前で途方に暮れた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか? そんな“献立ストレス”に寄り添う、心強い味方が登場しました。それが、味の素が開発した献立AIの「未来献立」です。 今回は味の素の公式ス... -
食品会社も“未来のタネ”に投資中!?CVCって何?医薬品業界と比べながら考えてみた
こんにちは。皆さん、「CVC(シーブイシー)」って聞いたことありますか?最近、味の素が“未来の食”を見据えてスタートアップ企業に投資するというニュースが発表されました。今回出資されたSomite社は、iPS細胞から特定の細胞を効率的に誘導するプロセス... -
エビオス錠の原点に迫る~大正・昭和初期の特許から読み解く~
こんにちは。特許実務に携わる方であれば、毎日お世話になっている特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)。このJ-PlatPatを使えば、明治時代から現在に至るまで、特許庁が発行してきた特許などの公報を無料で閲覧することができます。 出典1:特許情報プ... -
ファミリーマート、AI発注システム「AIレコメンド発注」を導入 — 業務効率とフードロス削減へ
2025年7月10日、ファミリーマートは全国500店舗に向けて、AIを活用した発注支援システム「AIレコメンド発注」の運用を開始したと発表しました。 これまで経験や勘に頼っていた発注業務を見直し、精度の高い需要予測と品揃えの最適化提案によって、販売機会... -
日常に「2g」の革命。日清MCTオイルが変える、あなたの代謝と未来
健康やダイエットに関心が高まる中、「MCTオイル(中鎖脂肪酸油)」が注目を集めています。中でも日清オイリオグループが提供するMCTオイルは、確かな研究成果と信頼性のある品質で、幅広い世代に支持されつつあります。特に最近の研究では、わずか1日2gの...