おかげさまで、このブログもついに 100記事目 を迎えることができました。ここまで続けてこられたのは、日々読んでくださる皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。せっかくの節目なので、これまでの記事の中で特にアクセスが多かったトップ5(2025年9月末現在)を振り返りながら、自分自身の気づきや感想をまとめてみたいと思います。
第1位:キユーピーの「レシピトーク」で毎日の献立がスムーズに!
堂々の第1位は、キューピーがLINEアカウントを通じて提供している「おすすめレシピ機能」を紹介した記事でした。特別な登録作業をしなくても、LINEに友だち追加をするだけですぐに使える手軽さが、多くの方の関心を集めたのではないかと思います。
「気軽に」「簡単に」使えるサービスは、やはり利用者の心をつかみやすいのだと改めて実感しました。特に食関連のサービスは、生活に直結している分、反応がダイレクトに現れるのかもしれません。

第2位:【欧州特許実務】魔女によって製法を秘匿化された「ねるねるねるね」は先行技術の要件を満たすか
第2位は、懐かしいお菓子「ねるねるねるね」に関連する特許を紹介した記事です。ここでは単に商品を紹介するだけでなく、欧州特許実務の最新情報も絡めて発信しました。アクセスが伸びた背景には、「魔女さん」のインパクトあるCMの記憶が読者の心に残っていたこともあるのではないかと思います。
知財の専門的な話題に、誰もが知っている身近な商品を組み合わせることで、広く興味を持っていただけるのだと学びました。

第3位:【話題の抗老化素材】“ゾンビ細胞”を除去!?キノコ由来の新成分「SENOX25™」とは?
第3位は、少しサイエンス寄りの記事。「ゾンビ細胞を除去する」とされるキノコ由来の食品素材を紹介しました。健康に関する情報はいつの時代もニーズが高いですし、「ゾンビ」という強烈なワードが目を引いた可能性もあります。
科学的なテーマにユニークなキーワードを掛け合わせると、多くの人の目に留まりやすくなるのだと感じました。健康・食品と知財を結びつける切り口は、今後も大事にしたいと思います。

第4位:2025年のイグノーベル賞 食べ物関連まとめ
第4位は、2025年の食べ物関連イグノーベル賞をまとめた記事でした。イグノーベル賞はユーモラスでありながら科学的にも意義のある研究が多く、やはり人気のあるテーマなのだと実感しました。
また、この記事では日本国内だけでなく、なんとフィンランドからのアクセスも確認できました。科学とユーモアは国境を越えるのだな、と嬉しくなった瞬間でした。

第5位:レシピの特許って取れるの?初心者にもわかる3つのポイント
第5位は、「料理のレシピって特許になるの?」という記事です。弁理士らしいテーマということもあり、専門性の高さが評価されたのかもしれません。もしレシピが特許として広く認められれば、新しい料理を生み出すモチベーションが高まる一方で、権利の範囲や社会への影響など考えるべき点も多いテーマです。
専門的な話題でありながら、普段の生活と直結しているからこそ、多くの方に興味を持っていただけたのではないでしょうか。

まとめとこれから
こうして振り返ってみると、アクセス数が多かった記事にはいくつか共通点があるように思います。
- 身近さ(LINEやねるねるねるね、レシピなど)
- ユニークさ(ゾンビ細胞、イグノーベル賞)
- 専門性(特許や知財の切り口)
この「身近さ × ユニークさ × 専門性」の掛け算こそが、多くの方に楽しんでいただけるコンテンツにつながるのだと改めて気づきました。
100記事を迎えましたが、まだまだ道のりは続きます。これからも読者の皆さまへの感謝、そして何よりも発明者・開発者へのリスペクトの心を忘れずに、コツコツと記事を積み重ねていきたいと思います。
これからの記事も、どうぞよろしくお願いいたします!

