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Planetaryが狙ったLibre Foodsの「菌糸体ベーコン」とは?代替肉の新潮流を探る
近年、代替肉の開発が世界中で加速しています。「環境にやさしい」「動物福祉の観点から注目されている」「タンパク質の新しい供給源」といった理由から、ビヨンド・ミートやインポッシブル・フーズといった企業の登場以降、この分野は急速に成長してきま... -
【欧州特許実務】”Could-Wouldアプローチ”とは?
〜日本の「容易想到」とどう違う?食品分野にも影響あり〜こんにちは。弁理士の高橋です。本記事は、「"Problem-Solution Approach"とは?3ステップで進歩性を判断」の続き回となります。今回は、欧州特許庁(EPO)への出願で避けて通れないキーワード、「... -
【欧州特許実務】”Problem-Solution Approach”とは?3ステップで進歩性を判断
こんにちは。弁理士の高橋です。欧州で特許を取得する際、避けて通れないのが「進歩性(Inventive Step)」の判断です。この進歩性を評価するために、欧州特許庁(EPO)が採用しているのが、Problem-Solution Approach(問題-解決アプローチ, PSA)と呼ば... -
夏バテ知らず!忙しい人でも簡単に楽しめる「夏スパイス」活用術
1.はじめに暑い日が続くと、「食欲がわかない」「体がだるい」「夏バテ気味かも…」と感じる方も多いのではないでしょうか?そんなとき、ぜひ取り入れてほしいのが エスビー食品の「S&B スティックスパイス」シリーズ。 たったひと振りで、いつもの料... -
【食の未来】植物性ミートのいまを知る─日本の企業とその取り組みに注目!
近年、食の世界で注目を集めているキーワードの一つが「代替肉」です。地球環境への配慮、動物福祉、健康志向の高まりといった背景から、植物由来の食材が“未来のタンパク源”として脚光を浴びています。 実は日本には、古くから仏教の精進料理文化があり、... -
食品でレーザーを作る時代へ─ゼラチンやビタミンで生まれる“食べられるマイクロレーザー”とは?
1.レーザーは「食べられる」時代に?レーザーというと、工業用の切断装置や医療機器、バーコードリーダー、通信技術などに使われる高精度で制御された光というイメージがあります。日常生活で意識することは少ないですが、実は私たちの生活の裏側を支え... -
ディフェンシブ銘柄(食料品メーカー)の有価証券報告書でチェックすべき5つのポイント
~強い企業に投資するために~株式市場が荒れていても比較的安定したパフォーマンスを見せるのがディフェンシブ銘柄。その中でも「食料品メーカー」は、生活必需品として需要が落ちにくく、安定収益が期待できます。では、有価証券報告書を読む際、どこに... -
【話題の抗老化素材】“ゾンビ細胞”を除去!?キノコ由来の新成分「SENOX25™」とは?
こんにちは。今回は、老化研究の最前線で注目を集めている新素材「SENOX25™(セノックス25)」についてご紹介します。 「ゾンビ細胞(老化細胞)」という言葉、最近よく耳にしませんか?老化や病気の原因になるとされ、これを取り除くことで健康寿命を延ば... -
【欧州特許実務】食品用途発明における「in vivo」の境界とは?〜マウス細胞試験では不十分?特許性を支える実験データの考え方〜
こんにちは。弁理士の高橋です。近年、食品素材における機能性の科学的検証が進み、プロバイオティクスや植物由来成分など、医薬品と遜色ない研究レベルの成果も増えてきました。その一方で、欧州特許庁(EPO)に出願する際には、医薬用途と食品用途で審査... -
【未来の食卓】3Dフードプリンターが変える「健康食品」のかたちとは?
近年、3Dプリンターを使って食べ物を作る「3Dフードプリンティング」が注目を集めていますが、ただ面白い形の料理を作るだけではありません。なんと、健康に良い「機能性食品」も3Dプリントできる時代が近づいています。 2025年6月に発表された最新のレビ...