食品特許/知財– category –
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【米国特許実務】自然物だから特許にならない!?~米国での食品発明の101条拒絶とその回避戦略②~
こんにちは。弁理士の高橋です。今回は前回に続いて、食品分野の発明でよく直面する米国特許法101条の「特許適格性(Patent Eligibility)」の拒絶について、米国特許審査便覧(MPEP)に沿って実務的な視点から解説します。 1.米国特許審査便覧(MPEP)... -
【米国特許実務】自然物だから特許にならない!?~米国での食品発明の101条拒絶とその回避戦略①~
こんにちは。弁理士の高橋です。米国に食品関連の特許を出願する際、しばしば直面するのが「特許適格性(patent eligibility)」の壁、すなわち米国特許法第101条(35 U.S.C. §101)による拒絶です。特に「天然由来成分」や「植物抽出物」を含む発明では、... -
【AI×気象×農業】ウェザーニューズが「2年先の食」を予測する⁉ フードテックに新たな波
こんにちは。今回はフードテックやアグリテックに関心のある方に向けて、気になるニュースをピックアップしました。 1.天気予報会社が「ビジネス予測」を始めた?2025年6月、ウェザーニューズ社が発表した新技術が話題を呼んでいます。これまで数日~1週... -
フードテックが日常に溶け込む日:KDDI×ローソンが仕掛ける「未来型コンビニ」の可能性
こんにちは。今回は、フードテックとコンビニの融合を体現するような最新ニュースをご紹介します。 2025年6月、KDDIとローソンが協業し、「Real × Tech LAWSON」第1号店を東京・高輪ゲートウェイシティにオープンしました。 このコンビニは単なる最新鋭の... -
音楽で酒がうまくなる?オンキヨー、「加振酒」で新特許を取得!
音楽で酒がうまくなる?オンキヨー、「加振酒」で新特許を取得!こんにちは。音楽とお酒。どちらも人の感性に訴えかけるものですが――この二つを技術で融合させて新しい価値を生み出しているのが、老舗オーディオメーカーの「オンキヨー」です。 2025年6月... -
レシピの特許って取れるの?初心者にもわかる3つのポイント
こんにちは。弁理士の高橋です。料理や食品開発に携わっていると、「このレシピ、他人に真似されたらどうしよう…」「アイデアに価値があるのに、守れないの?」と感じることはありませんか? 実は、レシピにも特許が取れる場合があります。ただし、「どん... -
ネムノキが老化細胞を除去?Glicoの画期的研究に注目!
江崎グリコが“老化細胞を取り除く素材”としてネムノキの効果を実証し、国内初の特許を取得 こんにちは。「すこやかな毎日、ゆたかな人生」を掲げる江崎グリコ株式会社が、老化の鍵を握る細胞に注目した研究成果を発表しました。なんと、ネムノキという植物...
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